昨日は岐阜銘木協同組合の定例の銘木市(材木業者のせり)だったため、岐阜まで親父と見に行ってきました、まだ日も登らぬ朝4時半に起きて…
銘木市会場
なぜそんなに早朝に出かけたかというと、競り自体は8時に始まるので、その前に行かないと材を見て回る時間もなく、最悪の場合、欲しいものがあったとしても競りが終わってしまってる…なんてことがあるからです。
まぁ、いつもは競りの前日の昼間に見に行っていたのですが、今回は時間がなかったので競りの当日に行ったわけです。
さてさて、そんな銘木市、巨大な原木から、板挽きの材、杢の出たすんごいのから珍しいものまで様々な木材が見られます。
私の場合、どうしても杢の入った個性的なものに目が行ってしまうのですが、その中からいくつかご紹介。
スギの縮み杢(中央右手の黒いシミのようなものは影です。)
幅1mx長さ2mくらいの全面に縮み杢の入った杉の板で表面を磨いてあったのでテーブル天板に仕上げた状態での出品のようでした。
(3枚あって多分1枚あたり40〜50万くらいは行ったんじゃないでしょうか…木端でいいから欲しいw)
特大の屋久杉の板
全面みっちりと細かい木目の入った屋久杉の板。特筆すべきは全く傷がないこと。
これだけの大きさの屋久杉で傷のないものはとんでも価格まちがいなしでしょう。
見た通りの神代楠の杢の入った材です。小さなブロックで裏側は小割れが沢山入ってましたが、ペンにするのにちょうど良さそうだったので、取引のある材木業者さんに入札してもらいGETしました。後日、入荷したらより詳しく報告します♪
競りの様子
早朝に出かけたこともあり午後はあんまり仕事になりませんでしたが、色々な木材を見て、様々な地域の銘木店の方たちと意見交換が出来、収穫のある一日でした。
コメント
そろそろ変わり杢の季節ですね。
ハワイアンコアのブログ辺りに予告がちらほら…
神代楠といえば、野原工芸のボールペンにハマったキッカケの樹種です。
野原さんに製作して頂いた我が家の神代楠もキラキラの光明が入ったペン軸。
今回も杢入りとの事。
どころで出処は?ブログの詳細楽しみにしております。
Kさん
毎年12月にはやるようにしているので、コツコツと準備を進めているところです。
神代楠の絹のような光沢、確かに綺麗ですよね。
なお、残念ながら今回の神代楠は出処は分かっていません。
和歌山の神代楠のように、極端に巨大なものでないと、よっぽど産地までは辿れないんですよ…
kazuさん
神代楠の香り等、杢も気になる所ですが、香りも産地によって違うようで、気になる所です。
しかし、スギの縮み杢がすごい気になる!
木端欲しいのがわかります。
私的に、真ん中、両端、3本欲しいですね。
年末変わり杢楽しみにしてます。
Kさん
神代楠ですが、和歌山から出たものとよく似た色と匂いでした。
市に出品されていたは方は滋賀の方で、和歌山の神代楠と他の神代楠が混ざってしまっているようで、わからないそうです。
では、12月の変わり杢、お楽しみに。