商品撮影なんかをする時、マクロレンズを使っているんですが、ハカランダのペンを撮影中、異なる焦点距離のマクロレンズが三本あることを思い出したので撮り比べてみました。
左から、24mm、50mm、90mm
(純正のレンズがないのはご愛嬌ということで…)
それぞれに広角、標準、中望遠と焦点距離の違うマクロレンズで、これらを使って遠近感(パースペクティブ)にどれくらいの差がでるのかを試してみました。
なお、遠近感の確認なので被写体がなるべく同じ大きさになるように撮影しましたが、多少の誤差があります。
90mm
90mmは人間が本来持っている遠近感に近い焦点距離だけあって、比較的違和感のない絵になりました。
勢いはありませんが、正確な形状を見せたいときはやっぱり90mmですね。
50mm
50mmは人間が普段見ている視界に近い(状況にもよります)ですが、遠近感は人間の目より若干強めになるため、少し歪みが生じています。
(単体で見ると気になりませんが90mmと比較すると分かると思います。)
正確性は落ちますが、少し勢いのある絵にしたいときは50mmですね。
24mm
24mmは広角レンズということもあり遠近感がハッキリと出て、弾丸のように飛び出てきそうな感じです。
ちなみに24mmでこの大きさに撮ろうとすると被写体までの距離はレンズ先端から3cm位で、被写体にレンズで影を作ってしまっています。
(あと、近すぎてレンズフードが何度かぶつかってしまいました(^_^;))
この画角でマクロ撮影では正確さは期待できませんが、この歪みを思いっきり使っておもしろい絵が撮れるんじゃないかと思います。
ちなみに、オンラインストアのハカランダのページの写真、二本写っているのは正確性重視で90mmマクロ、単品で写っているのは若干勢いがあるように上の写真の50mmで撮ったものを使いました。
正確性重視で90mm
広角らしく勢いをつけ、複数本入れるなら24mm
感覚的に理解して使い分けてはいましたが、ちゃんと比べるとやっぱり面白いですね♪
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