先週の金曜は黒柿分布会に沢山のご注文ありがとうございました。
初めての試みでしたが、反応が良ければまた開催したいと思います。
さて、今日は黒柿ではなくて、ケヤキのお話。
昨年親父が市で購入したケヤキの原木を製材していたのですが、これがまたすごく変わった杢のケヤキだったんです。
ちょっとぼやけた写真(これしかなかった)ですが、これが例のケヤキ。ぱっと見、細めの普通の原木なんですが…
どーん!
皮は普通なのにその下の肌目が異常に波打っています。そして木口には放射状に無数の筋が入っています…これ、通常のケヤキとあきらかに異なります。
木口のアップ
木口の放射状の筋、傾向としては、バーズアイメープルと同じなので、感じとしてはバーズアイケヤキってところでしょうか??
いや、ケヤキのバーズアイなんて聞いたこと無いけど…と言うことでとにかく製材機で板に切ってみたところ↓
製材するとこんな感じ
木目のアップ
どう考えてもケヤキじゃない、見たことの無い杢が出て来ました。切りたての時はまだ水っぽかったためもっと赤くなんだか霜降りのお肉みたいでしたw
また、肉っぽいと言えばシーオークの木目もこんな感じで雰囲気が近いような気がします…
さてさて、このケヤキの原木、製材してから乾燥させることになりますが、ペン用なら薄く切るので、早ければ年内には出来るかと思います。さてさて、どんな木のペンになるのやら…今から楽しみです♪
コメント
木というのはこういう面白いことがあるからたまりませんねえ
ペンになるのが楽しみです
774さん
経験である程度木目は予測はしているのですが、たまにこういうものが出てくるから面白いですね。
自然の造形の奥深さには驚かされるばかりです。