チークは世界の高級木材の一つで、重厚で粘りがあり割れにくく、水湿に強い材で高級家具やキャビネット、船舶材等にも使われる、タイ、ミャンマー、インドネシア地域産の銘木です。
ただ、いかんせん普通のチークは木目があまりないためペン向きではないのですが、今回は特上杢が手に入ったのでペンを制作しました。
右から、通常のチーク、カーリーチーク、チークの瘤杢です。
チークの特徴は油分があるため触った感触がロウのようになっていることです。そして、その黄金色の木目は、油分によって年月が経つと、より深みのある美しい色(チーク色と言われる)になります。
カーリーチーク
希少なカーリーチーク、トチや楓のカーリーのように角度によってメラメラと動く杢目が非常に美しく、その黄金色の木肌のせいか更にゴージャスな感じがします♪
チークの瘤杢(バーズアイバール)
非常に緻密で複雑な杢目が特徴のバールの最上級品で、一本一本に個性的でインパクトのある美しい杢が出ていて、眺めていると時間を忘れてしまいそうになります♪
経年変化でより杢目が美しくなることが約束されているチークの特上杢、月末に予定している特売初登場となりますお楽しみに♪
なお、現在木地師の里で開催中の「ろくろ祭り」で、店頭にて先行販売中です。また通常杢のプレーンチークはレギュラー品ではありませんが販売対応いたします。
余談:チークは木自体が黄金色ということもあり、なんとなくシルバーの金具の方が合うみたいです(^^)
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