春に仕入れたケヤキ材が製材され、前回粗挽きへと工程が進んだことをお知らせしたのですが、そのご着々と進み一段落しました。
製材から乾燥機へ入れるまでは、生木の状態で作業をするため、のんびりやっているとカビが生えてしまったり変な乾燥によって割れてしまったりと、品質に大きく響きます。そのため、なるべく早く作業をすすめるのですが、今回も特に大きなミスもなく無事に出来ました。
さて、そんな製材後から粗挽きまでを簡単な動画に編集してみましたので、良かったらご視聴下さい。
茶筒がどんな工程を経て作られていくのか、なんとなく分かるかと思います♪
ちなみに丸くなった材を茶筒のサイズに切っているところ、ここは茶筒の品質を決める重要ポイントなので親父がやっており、ここで蓋と本体(共木)が切られるためばらばらにならないようにマーキングをします。
撮影した動画のあとは材を新聞紙に包み乾燥機の中で約一ヶ月…更にその後工場の屋根裏にて数年寝かすことになります。
乾燥後は焦らず急がず何年もじっくりと寝かし養生させる。これによってちょっとやそっとの温度や湿度の変化ではびくともしない良質な茶筒の材料になるんですよ。
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コメント
粗挽き、速い!!!(゚o゚)
切り込みを変えながら、何度かに分けて挽くのだと思っていたのですが1パスなのですね。
すごいなぁ。
歯車屋さん
欅といっても生木ですからね、ふやけてる分柔らかいんですよ。それに粗挽きなので匹目も荒くザックリとしか削っていませんしね。
ちなみに動画では一発であけてますが、刃を動かす手の感触で時々調整もしてるんですよ。