屋久杉のペンの紹介

木のボールペン

強いご要望がありましたのでご紹介。
材料を入手後、じっくり乾燥をへてやっと制作を始めました。
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説明するまでもなく屋久杉とは屋久島に自生する杉の樹ですが、その中でも1000年以上のものだけを屋久杉と言います。
屋久島の土壌の関係から1000年以上の樹齢と非常に細密な木目をもち、結果的に材は硬く、通常の6倍の樹脂分を含んでいるため防腐・抗菌・防虫効果があります。
また、独特の匂いがありペンに加工してもしばらくは香りが持続します(ひと月以上)
注:硬いと言っても針葉樹ですので広葉樹並みの強度はありません。
昔から銘木として珍重されてきた材であり、現在では伐採禁止となっているため、流通している物は禁止前の物か倒木に限られ、非常に高額で取引される木の一つです。
ちなみに杉は地域によって個体差があるのですが屋久杉は他の地域の杉とは全く別ものと思った方が良いです。
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屋久杉のペンは今の所、店頭販売のみですが、ご購入をご希望される方はお気軽にお問い合わせください。

オンラインストアでも販売しています!

コメント

  1. 恭子 より:

    クッキリとした木目ですね、千年以上生き続ける力の強さがでているかの様に感じます。今では伐採禁止なので貴重価値ですね…
    写真で確認できて良かったです!実際に見た方が良いのですが…。
    ありがとうございますm(__)m~

  2. kazu より:

    恭子さん
    そろそろ紹介しようと思っていたのでちょうど良かっただけですよ。

  3. 匿名 より:

    屋久杉の経年変化ってどんな感じですか?

    • kazu より:

      多少濃くなるか、薄くなるかのどちらかです。
      油分の強い材ということもあり、汚れがつきにくく思ったよりも変化が遅い傾向にあり、使い方や使い手の体質、メンテナンスの有無で結構変化が異なります。

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