2025・1月の銘木市

木の紹介

今回は平野木材さんから

下見に行った日はちょうど快晴で、日差しの暖かい日でした。

楓の杢板
おそらく今回の目玉。細かい泡杢がしっかり出ていて、楽器から細工物まで幅広く人気のとてもきれいな楓ちゃん。干割れも入ってはいましたが、それでも綺麗な板で、気にはなったんですが、かなり高価格で競り落とされたそうです。残念。

楠の杢板
少し大味ですが、縮みの入った楠の板。匂いさえなければ…ちなみに楽器の場合は塗装でコーティングしてしまうので、匂いは問題ないのだとか…

なんの木かちゃんと確認しなかったんですが、めっちゃ曲がってた原木。
末と元で切り口が90°違っています。どんな生え方をしていたんでしょうね?

続いて岐阜銘木市場へ

大きい原木があまりなく、ちょっとさみしい入口付近

栃杢の板
こちらは栃のきれいな板が結構ありましたが、細かくするには向かないかな。

ヒバの瘤
片隅にヒバの瘤がありました。針葉樹で小割れが結構多かったのでそのままで使うのは難しそうですが、うまく使えたら面白いかも。

栃の瘤(かなり小さい)
片手で持てるくらいの大きさでしたが、その分細かい杢が良く出ていました。
そのままでもスタビでも良い感じになりそうでしたが、流石に小さいかな…

ということで、今月もいろいろな材を見ることが出来ました。
当店が扱う材は市場全体で見たら、極々一部の特殊なものがほとんどですが、樹木の伐採は冬の間に行うことが多く、これからの季節は色々と良い材が出てくる時期。
2月3月と楽しみです。

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