ドラゴン発見!

木の紹介

動物好きの職人がドラゴンネタを書いていたので便乗。
といっても動物の方ではありません。

倉庫に保管してあるドラゴンと書かれた木材

世界樹でも出てきそう。と言われたこともある当店倉庫からドラゴンが出てきました。
まぁ、世の中にはドラゴンと名のつくものが色々とありまして、木材にも意外とついていたりするんですが。(俗称だったり通称名が多いけど)

さて、このドラゴンが何かというと、中国産の『竜眼』、現地ではロンガン、日本ではリュウガンと呼ばれる樹種になります。
名前の由来はこの木の果実が割ると黒色の種子と白い半透明部分から、龍の目に見立てたのが始まりだそうです。

同じムクロジ科のライチ(ロンガンはもっと種子が大きいらしい)

木材としての特性は比較的硬い感じですが、粘りはあまりなさそう(果樹木によくある傾向)。

当店のロンガンは数年前に杢っ気があったから少量仕入れたんですよね。
ただ、仕入れ時点で干割れも激しかったんで、しまい込んだまま 忘れて 寝かせていたものになります。
せっかく倉庫から発掘されたので、年明けにでもペンに使ってみようと思います。

こちらは板の状態のもの
見ての通り杢がメラメラしていますが干割れもバリバリしているので、ペンに挽いたあとも少し様子見になりそう。

余談:
樹木でドラゴンというと、有名なのはマカロネシアのドラゴンツリー。面白い形をしているので一度実物を見にいってみたいですね。

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