2024・10月の銘木市

木の紹介

今月の銘木市場は、年3回の大きな市の一つ『全国優良銘木展示即売会』でした。
*全国銘木展示大会とは別です


市場の敷地に並びきらず、駐車場にも並べられていました。

記念市の定番、黒柿は定位置に原木が沢山。
木口の墨模様を見て吟味。良いなぁと思ったらしっかり賞を取っていました。
気になる材もありましたが、昨年仕入れて怒られているので今回は我慢。

南米方面の希少木
大きい市だど普段市場では見ない材もちらほら。当店に材料をストックしているので見慣れてはいるのですが、市場にあると珍しいですね。それにしてもスネイクならチュウリップでも良かったんじゃないかと。


グラナディロ
グラナディラと一字違いの南米原産のマメ科(ローズウッドではない)の木。
ローズウッドではないけどローズウッドの代用に使われるんですよね。

黒柿の製品沢山
原木に比べると割高ですが、しっかり模様を見て選べるのは良いですね。何より見ていて楽しい♪

花梨瘤(マーカー花梨)
今回は結構な数の花梨瘤が出ていました。物によっては表面真っ白で木目も見えないというのもあったり。これだけあっても本花梨の瘤は見当たらずでしたが、マーカーでも粒の細かい良さげなものもあり、何枚か仕入れました。
*本花梨が本物でマーカー花梨が偽物というわけではありません。どちらも花梨の瘤として輸入され流通していた材で、どちらも花梨の瘤です。
ただ、本花梨の方が色が赤く粒が細かい傾向のためペンのような小さいものに向いているんですよね。

花梨リボン杢の板
およそ3mくらいの板。なかなか細かくきれいな木が入った部分もありました。
大きい材は大きいまま使えると良いですね。

ということで、あれこれいろいろな材を見ることができました。
いつものことですが、あれこれ見て歩くのは楽しく、とても勉強になります。

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