母校の漆芸の先生から『大学の公開講座で螺鈿細工を行うにあたって当店のペンを使いたい』と、お話をいただき木のボールペン・ロータリーの木地を提供させていただきました。
螺鈿とは:
主に漆器や帯などの伝統工芸に用いられる装飾技法のひとつ。貝殻の内側、虹色光沢を持った真珠層の部分を切り出した板状の素材を、漆地や木地の彫刻された表面にはめ込む手法、およびこの手法を用いて製作された工芸品のこと。螺は貝、鈿はちりばめることを意味する。Wikipediaより抜粋
ということで、塗り上がった木地に部品を組付けるため戻って来た際に写真を撮っていたのでご紹介。
どれも力作で、とても綺麗です!
ボールペンの曲面部分に薄い貝殻を貼り付けていくのは、集中力のいる作業だったと思いますが、とても綺麗な仕上がりです。
ご自身で螺鈿細工を行なった唯一無二のペン達、作成者さんのお手元で大切にご使用していただけることでしょう♪
コロナ禍もあって公開講座自体がだいぶ遅れてしまったそうですが、無事に仕上げられ何よりでした。
次回の公開講座でペンに螺鈿細工を行うかは未定ですが、大学での漆芸の公開講座は毎年行われていますので、ご興味のある北陸方面の方は是非。
コメント
野原工芸さんのペン、木部がよく見えるデザインになっているので螺鈿が映えますね〜
趣味ではありますが自分も拭き漆をやっているので、この記事を読んでいたら螺鈿のペンにも挑戦したくなってしまいました。
忙しいので今すぐにはできないですが、その時はよろしくお願いします。
おおくぼさん
ありがとうございます。