2020・3月の銘木市

木のボールペン木の紹介

年末年始からずっと忙しく中々見に行けてなかった銘木市。
3月は大きめの市なので、なんとか行ってきました♪

市場の土間に入ってまっさきに目に入ってきたのがこちら↓

なにかのコブです…表面からは全くなんだか判別できませんでしたが、ひっくり返してみたら赤くて細かいコブ模様が出ていたので、本花梨の瘤じゃないかなぁと。

木魂碑の前の定位置には黒柿の原木
あれがいいかな、これがいいかなと買えないまでも良いのがどれかを見定め。
どの材にも言えることですが、作るものに対し良い木目や材は異なる(当店のような小さな細工物と柱といった大物)ので、画像手前の黒柿がインパクトもあって凄みがありますが、当店向きではないんですよね。

ポプラの瘤の大判
定期的にちょいちょい出てくるインパクト大の材。これだけ大きいのはもちろんテーブル用。
因みに瘤部分は結構割れているので、そのままでは使えない材です。

欅の極上玉杢
欅の超良材。大きい材で一本まるっとこの杢が出ていたようで、大判の板が多数出品されていました。
こういった材は、刻むのがもったいないので、板でなにか出来た方が良いですね。

タモの玉杢
欅と同じくインパクトのある杢。タモの場合ほぼ毎回、何かしら杢板が出てくるのですが一体どこから出てくるのやら…

まんなかの縞黒檀
最近はブラックアンドホワイトエボニーなんて呼ばれているんですが、この板は結構古そうです。縞模様が複雑で面白く記憶に残っているので、市場で何度かみている気がします…

この他にも素晴らしい材を色々と見ることが出来、いつもながら眼福でした〜。

ちなみに、入り口すぐにあった花梨の瘤(だと思う)は仕入れることが出来たので、届き次第製材して改めて紹介したいと思います。

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