前回の続き、チークの瘤とともに仕入れた香木のご紹介。
香木2種
香木というと沈香や白檀が代表的ですが、その他にも色々あるようで、そのうちの2種です。
右側が通称インドネシアゼブラウッド、左側は漆科の木(カシュー系?)で名前がないのだそうです(^_^;)
インドネシアゼブラウッドの木口
学名はアエトキシロンシンペタルムというそうです。ゼブラウッドと呼ばれているのは白地に緑の縞模様があるためで、なんとなく黒柿の縞模様にも似ています。乾燥はしているみたいですが、結構重く、香木らしく少し削ると香りが広がりました。
なお、半割になっているのはあまりに高額だったので、割れの入っていたところで割って購入させてもらったためです。
インドネシアウルシノキ(今考えた通称)の木口
こちらは正式名称もよくわからない材ですが、赤い模様が綺麗だから是非とすすめられて試しに一本入手。
あまり太くなる木ではないようで、これでも太い方みたいです。
こちらはこのままの状態ではほとんど香りがありませんが、木口に樹脂分がにじみ出て固まっている様子を見ると、削ってみるのが楽しみです。
なお、漆科のため、加工時の粉末でかぶれることがあるから気をつけてと注意されました。
年内にはペンを作りたいと思っていますが、どちらも香木だけあって結構なお値段だったので、それに見合う香りと模様が出てくれたらと思います…
コメント
ペンのつやがなくなってしまったのですがどうすればいいですか。
【キングウッド】です。
Tさん
使用される方の体質や使用環境、メンテナンスにより差はありますが、使われているキングウッドのペンを見せて頂くと、経年変化でそれほどツヤが出ていないことが多いです。
ツヤを出したい場合は、蜜蝋やイボタ蝋といった蝋成分の含まれている木製品用のワックスを使って定期的に拭きあげてください。