さて今日は、『なぎそねこ』について簡単にご紹介します。
既に野原工芸のHPをご覧の方には、もうご存知の話題になりますが…
なぎそねことは、私の住む長野県の南木曽地方に古くから伝わる
伝統的な防寒具のことをいいます。
背中を温める防寒具ですね。
言葉で説明すると、『ちゃんちゃんこ』や『はんてん』の前身頃と袖を取っぱらった衣類です。
背負い込む部分には中に綿がぎっちり詰まっていますので、
肩から腰にかけて伸びている紐で密着することで、背中がポカポカと暖かくなります。
寒い季節に入ると、ストーブを強くしてもコタツに入っても
どうしても寒いと感じる時があります。
そんな時になぎそねこを羽織ると、背中が暖まって全身に広がります。
しかも、とても軽く柔らかいので、もっと寒い日には
なぎそねこの上に重ね着して、あんまり違和感を感じられません(個人差があるかも?)
寒ーい日のお出かけの時は、お洋服→なぎそねこ→コート の順に着て出かけてみましょう。
野原工芸では、なぎそねこの製造・販売を行なっています。
先月より、模様の種類が増えました!寒い日のお供にねこを1枚どーぞ(^o^)
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