友人の万華鏡作家に頼まれて、木製の万華鏡の筒を制作しました。
以前にも何度か頼まれて制作していたのですが、ちゃんと写真をとっていなかったので工程の記録ついでにざっくりご紹介♪
丸棒に挽いた筒の材料
まずは材料を角棒の状態から旋盤で丸棒に挽いてしまいます。
材の種類は写真左から、クルミ(ウォルナット)、かえで、紅紫檀、ケヤキで荒取りの段階で直径35mmくらい、長さは10cmの筒が3本くらいとれる寸法。
丸棒を作ったら、旋盤に刃物と丸棒をセットし、内側をくり抜きます。
内側をくり抜き中(カエデ)
深さ10cm以上の穴が開いたら、次に側を仕上げ寸法に削り、面取りして磨いて行きます。
*一個づつ、旋盤に固定したまま内と外を仕上げることで、それなりに高い精度の筒になります。
磨きまで仕上げた状態(紅紫檀)
磨き上がったらそのままオイル塗装をして、旋盤から取り外して丸のこで指定寸法にカットしてバリを取ったら完成!
ということで出来上がったのがこちら↓
木製の万華鏡の筒
全部で4種類、それぞれに木の個性があっていい感じに仕上がりました!
*この筒は覗き穴の方も金具を取り付けるので、下まで貫通の筒状になっています。
いつもは筒だけ作って送っていて、完成品の実物を見ていなかったので、今回は一個出来上がったものを購入することにしました。
さてさて、どんな万華鏡になるのか、出来上がったものが手元に来るのが今から楽しみです♪
友人の万華鏡作家、小林綾花さんのウェブサイト>>
コメント
こんばんは。
小諸の松岡と申します。
万華鏡の木の筒を探しています。
来月の高校の販売実習で手作りの万華鏡を販売する予定です。
現在も素敵な木の筒作られてますか?
もし、お願いしたら作って頂けますか?
松岡さん
高校で手作りの万華鏡を作って販売されるとのこと、楽しそうですね。
ただ、当店の木の筒ですが、知人の作家さんからの特注品で、1個単価が6000円以上になります。
知人の作家さんのウェブサイトを確認してもらうと分かりますが、彼女は本物の宝石を使って万華鏡を作っており、かなり高額なものも中にはあります。
販売実習とのことですので、どういったお客さんをターゲットにどんな場所でいくら位で販売したいのか、いくら位で売れるのかを事前に考え、どのくらいの原価が妥当かを考えてみると良いかもしれません。
返信ありがとうございます。
1つ6000円は高価ですね。
とても手が出ません。
万華鏡は作家さんのものだと数万円します。
しかし、オイルの万華鏡を手に入れやすい価格で販売したいと考えています。
私自身、北海道の富良野で出会った万華鏡に感動し、その感動を子どもたちやドライの万華鏡しか知らない人達に味わってもらいたいと考えています。
富良野の万華鏡は木の筒で8000円~15000円です。
高校では、2000円~5000円で売りたいと考えています。
表面鏡やオブジェクトの石は調達済みです。
筒は他を考えてみます。
ありがとうございました。(^^ゞ
松岡
こんにちは、初めまして、宇賀と申します。
突然のメールすみません。
私はガラスの筒でミニ万華鏡を作っています。
実はお客様からのご要望で、長い万華鏡を作って欲しいとリクエストがあり悩んでいました。
このページを拝見して木の筒を作っていると知り、思わずメールさせて頂きました。
素敵な木とガラスのコラボがとても良いと思いました。
価格も前の方のメールからおおよそ想像させて頂きました。
私が欲しいのは、直径約37mm×長さ約130mm×肉厚約3mmの物です。
出来ますでしょうか?
その前に注文出来るのでしょうか?
もし、注文出来るのであれば、とりあえず1本、そしてガラスと筒がしっかり接着出来るようなら、10本くらい頼みたいです。
是非とも、作って頂けませんでしょうか?
宜しくお願い致します。
宇賀
宇賀さん
コメントありがとうございます。
お問合わせの件は、メールの方でご連絡させて頂きましたので、そちらをご確認ください、
ではよろしくお願いいたします。
宇賀さん
コメントありがとうございます。
お問合わせの件は、メールの方でご連絡させて頂きましたので、そちらをご確認ください、
ではよろしくお願いいたします。