ベルサイユ宮殿の調度品

旅写真

この前ルイ14世の玉座の写真を探した際のベルサイユ宮の写真を色々とひっぱり出してたので、他に展示したあった家具調度品の写真も少しご紹介♪
DSC_3707.jpg


DSC_3667.jpg
DSC_3663.jpg
DSC_3660.jpg
どれ一つとってもとんでもない細工のもので、家具に使われている木材は、かなりの割合でマホガニー、その次がナラ(多分ヨーロッパナラ)のどちらも最上級の柾目の板が使われており、装飾にローズウッドやチューリップウッドが使われていたと思います。
*玉座のように金箔はっちゃってたり、観光コースからでは見えない部分もあるのであまり詳しくは分かりませんでしたが。
何にせよ、『ベルサイユを見たことがない者は栄華というものを本当には知らない』と言われるだけあり、宮殿内のとんでもない家具調度品や飾ってある絵画、彫刻、壁画、広大な庭園と、ただただ凄いとしか言いようがないものでした。
ちなみに飴色でてかてかしているのは当時のラッカー塗装(ワニス)なんですが、このラッカー塗装、実は日本やアジアからの舶来品の漆器製品を真似て当時のヨーロッパ人が創りだした塗装技術だったりします。
見た目こそ飴色でそれっぽいですが、使っている素材は漆とは別物で、圧倒的に日本の漆のほうが丈夫で艶もあり、ヨーロッパの職人たちの苦心が伺えます。
まぁ、まさか触るとかぶれて皮膚がただれるような劇物の樹液を塗って、しかも加湿状態でないと綺麗に乾かないとか、普通は思いつきませんよね(^_^;)
おまけ
DSC_3727.jpg
有名な鏡の間
DSC_3755.jpg
改修中で宮殿の正面が工事用のカバーかけられちゃってたベルサイユ宮
2007年に私が行ったときは鏡の間は半分は改修工事中(現在は完了してるはず)、また、宮殿の外観も写真の通りでした。
改修工事は現在も進行中らしいので、もし旅行される予定の方は、何処を工事しているか調べて行くと良いかもしれません。
>>ベルサイユ宮殿公式ホームページへ

コメント

タイトルとURLをコピーしました