今週の火水曜日(7月23〜24日)は妻籠宿の和智埜神社祭礼があり、お神輿が夕方から、古い町並みの中を雰囲気たっぷりに練り歩きます。
また、ふれあい館の辺りも夜店がいくつか並びますので、お時間のある方是非、遊びにお越しください!
以前のお祭りの様子
ちなみに私もどちらかの日にカメラ持ってうろうろしていますw
そしてもう一つ、来月になりますが8月2〜4日の三日間、南木曽町の桃介橋河川公園にて野外演劇が開かれます!
南木曽生まれの役者・演出家・プロデューサーの外波山文明さんが座長を務める、劇団椿組による『かなかぬち ~ちちのみの父はいまさず~』
物語内容(公式サイトから抜粋)
時は南北朝時代(680年前)。日本の権力は北朝(京都=武家方)と南朝(吉野=宮方)とに別れ内乱状態が続いていた。
その南朝・吉野から、さらに山深く入った熊野の山に「かなかぬち」と呼ばれる鉄の男が、その手下達と一緒に暮らしていた。その中には美しく男勝りで、むしろ「かなかぬち」以上に恐れられた「かなかぬち」の「女房」も一緒に居た。彼らは峠に住み、行き交う旅人を襲い金品を奪い殺しては谷底に投げ捨てていた。又、都へ出ては家を襲い人々を焼き殺し、女を犯し、金品・衣類そして「紅」を奪ったりして悪の限りを尽くし人々から恐れられていた。
今は山賊のリーダーとして男共を従え走り回っている「女」も、かつては京の良家の女で幼い姉弟の母でもあった。しかし、「かなかぬち」に犯され奪われて来たのだった。以来、都へ置いて来た子供の事を忘れようとするのか、荒ぶれた心を鎮めようとするのか、その暴れ方は異常であった。そのあまりの過激さは「かなかぬち」でさえあきれるほどであった。
そこへ母を訪ねて旅をしながら彷徨う幼い姉弟。流浪の芸能集団。「かなかぬち」を仇と狙う花若。さらに時空を超えて登場する幻の獅子が絡み、物語は展開する。
まさに、中上健次が33歳の脂の載った時期に、外波山文明(33歳)と出会い産まれた彼唯一の戯曲作品である。
その物語のロケーションといい、まさに野外劇にピッタリの題材・芝居である。
出演
石田えり 山本亨 恒松敦巳 田渕正博 木下藤次郎 井上カオリ 長嶺安奈 李峰仙 下元史朗 外波山文明
左から外波山文明 石田えり 山本亨
◉椿組2013年夏・野外劇「かなかぬち」南木曽公演
■8月2日(金)~4日(日)夜7時開演(開場は5時・入場は30分前)
長野県南木曽町・桃介橋河川公園特設ステージ(Tel:080-5464-1350)
●木戸銭[チケット発売日=6月5日(水)13時から~]
◎一般前売り(自由)2500円 当日(自由)3000円
◎中高校生前売り(自由)1000円 当日(自由)1500円
◎小学生以下無料(保護者同伴)
チケット取扱い
南木曽町役場産業観光課 0264-57-2001
E-mail:kanakanuchi@town.nagiso.nagano.jp
399-5301 長野県南木曽町読書3668 南木曽町役場産業観光課
南木曽町でまさかの本格的な野外演劇!
地方の山奥住みだと中々こういった演劇に触れる機会がないため、ぜひとも見に行こうかと思います。
地元の方は勿論、興味を持たれた方は是非、南木曽町までおいでください。
>>劇団椿組公式ホームページ
>>かなかぬちのページヘ
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