５月の末にアナウンスをして６月から塗り始めたペンの漆塗りがようやく完成しました～♪
と言うことでまずはペンピースの状態です…
最初の状態と比べるとその色と艶の重厚感に圧倒的な差があることが分かると思います。
そしてこれを組み上げると…
上の写真と同じペンピースではないですが、オイル塗装とは一線を画す漆の重厚な美しさが出ているのではないでしょうか。
去年に比べると漆かぶれも軽傷で、しかも乾きが早く、塗るには楽だったんですが、中々艶が出ず途中で四苦八苦しましたが、最後にはいい感じに仕上がったと思います。
結果的に多いもので７回程漆を塗り重ねたのですが、やっぱり漆の魅力は底しれませんね♪
特に杢の出ている材はその化け様が顕著で、ケヤキ、タモ、マーブルウッド、カエデの杢、瘤杢系はオイル塗装とは印象が全く異なっていて眺めていても面白いです。
予約をいただいていた方にはおおかた納品させていただきましたが、ご満足いただけたのではと思います。
ご予約いただいていたお客様のブログでもも多少触れてはいますが、経年変化の大きい樹種とは異なり、使い込んだ時間の厚み（経年変化）と比較するのは少し異なりますが、歴史ある伝統の漆塗りもまた魅力がありいいものではないでしょうか…
さて、今回漆を塗ったペンのうち取り敢えず20本程、来週の7日～12日の間、池袋東武百貨店8階で開催される『地域の力宣言2011・日本のいいもの発見市』に持って行きますので、ご興味のある方は是非足ををお運びください！
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