2025・3月の銘木市

木の紹介

今月の銘木市場は年3回の大きな市の一つ。

まずはこの時期に出てくることの多い黒柿の原木のところへ…

変化に富んだ様々な模様がお出迎え!
もちろん使う用途によって向き不向きが存在するので、その辺をじっくり見極めないといけません。というか当店のように細かいものを作るには相当細かい杢(孔雀杢とか)が必要になるので難しいですね。

栃の杢板色々
今回もギラギラ(キラキラ)の白いトチが沢山出品されていました。
とてもわかり易い杢で、大きさもあるので、見ていてテンション上がります。

タブ縮杢(3m)
大径木の多いタブだけあって、多少粗さはあるものの上から下まで縮杢が出ていました。
元の木が何mあったんだろうか…

黒柿の製品色々
どうしても原木に目が行ってしまうのですが、少量いいとこだけと言うならこちらから探すのもありですね。

メープル瘤
しっかりと出た瘤模様がインパクト抜群。照りも強いので複雑で立体感のある杢が楽しめます。最近はレジンテーブルに人気なのか楓や栃の瘤ものは高額になりがちですね。

ウォールナット色々
多分、左・バストゥーン、真ん中・クラロ、右・ブラックウォールナットだったはず。

沈香木(CITES付き)
まさかのワシントン条約(CITES)の証書付きで出品されていました。
よくよく見るとちゃんと樹脂の固まった部分(沈香)もありましたが、いくらになったのか想像もつきません。

正面に巨木の原木(久しぶり)

年々出品量が減っている感じもありますが、当店で取り扱う量なんてほんのちょっとなので、これだけ色々と見られるのはありがたいですね。

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