前回の続き
工場内をウィスキーの製造工程に沿って見学したあとは、ブレンドのお話を聞きながら、テイスティング。
*ウィスキーは同じ材料を使って同じ時間樽で熟成しても、樽ごとに味や香りが異なるため、それぞれの樽ごとの原酒を調合する工程があり、山崎蒸留所のテイスティングはその追体験といった感じ。
シングルモルトウィスキー山崎の主な原酒(キーモルト)のテイスティング。
ホワイトオーク樽、ワイン樽、ミズナラ樽の3種類の原酒をテイスティング。樽の種類が異なることで、味はもちろん色も香りも異なります。
テイスティングの際は1:1で水を加水してみてくださいと説明されてましたが、普段ほぼストレートで飲んでいることもあり、私はまずストレートで一口、その後加水で飲み比べたりしていました。
ホワイトオークは北米産のナラ、ワイン樽は赤ワインを寝かした後の樽(材種不明)、ミズナラは国産のミズナラ材を使った樽。樽の状態や木材の違いでこれだけ変わるのは面白いですね。
ということで、山崎の構成原酒からブレンダーの仕事の一端を体験することができました。
最後はハイボールの作り方レクチャーを受け、自分で作ってみんなで乾杯。
ほろ酔いで山崎蒸溜所の見学ツアーは終了となりました。
見学ツアーの後は、併設の山崎ウィスキー館を散策。
圧巻のウィスキーサンプルのディスプレイ。瓶ごとに、製造年、熟成年、樽の種類等様々な違いによる色の違いが見て取れて面白い。
これの試飲できたら最高なんだけどなぁ…
テイスティングコーナーのカウンターはポットスチルを使ったデザイン。
せっかく山崎蒸溜所での試飲なので、長期熟成酒の飲み比べをしました。
白州18年、山崎18年、響25年のセット+一緒に行った従兄弟の響30年
普段ではとても飲めないウィスキー(売ってない&バーでも相当高額)を飲み比べて、おっさん同士であーでもないこーでもないと、楽しんでいる図。
当然ですが、どれも円熟味がありとても美味しい♪
18年でも十分美味しかったですが、響30年は熟成年数が長いこともあり次元が違いました。
欲を言えば山崎25年も飲んでみたかったな…
個人的には、スモーキーでピーティーなアイラ系やニッカが好みなのですが、製造工程やテイスティングといった現場を見学してから飲むそれはまた格別で、とても楽しい〝大人の〟工場見学でした。
何より、ウィスキーの熟成に木桶や樽といった木材が深く関係していることを知ってはいたものの、実際の現場を見ることができたのはとても良い経験でした。
誘ってくれた従兄弟に感謝。
コメント
響はJapaneseウイスキーの銘品ですよね。
まだ注文いっぱいで5月に注文なんですね。
また楽しみにしてまーす。
色々な銘柄がありますが、長く続いているというのはそういうことなんだと思います。