折井さんのところで、金属着色の見学と体験をした翌日、同じ高岡市内にある、鋳物メーカーの能作さんへ本社工場の見学と鋳物体験へ行ってきました。
能作さんの本社工場ロビー
実際に使われている鋳物の木型がディスプレーされており、圧巻。
予約していた工場見学は鋳物の歴史や錫の特性の説明から
木型から鋳物の型を作り実際に鋳造されたもの
旋盤による研磨工程
使い方は異なりますが、見慣れた旋盤がたくさん並んでいました。
とまぁ一通り工場見学をしてから、子供たちメインで鋳物体験へ♪
木型(写真の木枠内にあるカエルの柄のもの)から、鋳型を作って錫の箸置きを作る鋳物体験(約30分程度)
ふるいの上から赤土を木枠の中へ
しっかり土が入ったらもう一枚のベース板に挟んでひっくり返します
ひっくり返すと木型が出てくるのでそっと取り外して鋳型の完成
錫をコンロで溶かし、作ったばかりの鋳型へ講師の方が注いでいきます
完成品
能作さんは「もの」をつくるだけでなく、「こと」「こころ」を伝える産業観光事業に取り組んでいるそうで、そういった部分を主眼に、本社工場も建て替えたとのことで、一度見に行ってみたかった場所でした。
実際に見学してみて、子供と体験をしてみて、見学を前提とした工場、併設の制作体験やカフェ、ショールームと、スムーズな流れで技術や歴史を学ぶことができ、子供にとっても大人にとっても、魅了的で楽しい場所でした。
なお、工場見学、鋳物体験ともに予約制となっており、鋳物体験については、箸置きの他に中学生以上の方対象でぐい呑みや小皿の鋳物体験も行っています。
ご興味のある方は是非♪
コメント
自分も能作でコップ作ったことあります!
能作広々としてていいですよね♪
見せることにこだわって、工場を立て直したと聞いているので、素晴らしいですよね。