岐阜かかみがはら航空宇宙博物館へ行く

日常

岐阜へ材木市を見に行く際に、近くを通ることがよくある『岐阜かかみがはら航空宇宙博物館』へ子供と行ってきました。

この日は隣接する自衛隊岐阜基地の『航空祭』の日でもあったため、博物館到着時は各種航空機の飛行展示(航空ショー)の真っ最中で駐車場は空を見上げる沢山の人で、間近で見る練習機や戦闘機に子供たちも興奮。

 

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戦闘機のアフターバーナーが肉眼で確認できる距離で飛んでいるのを見るのは初めてでした。

とまぁ、爆音とともに熱烈歓迎の後で、博物館へ…

乙式一型偵察機(1/1模型)

入口入ってすぐに展示されていたのは、1922年に各務原飛行場で初めて飛んだ飛行機とのこと。
上にちらっと写っているのはライト兄弟のライトフライヤー号だったかな。

陸軍三式戦闘機『飛燕』(実機)

十二試艦上戦闘機(1/1模型)
ゼロ戦の試作機として製造されたものだそうです。

日本の航空機産業の初期は、軍が主体だったこともあり戦争の道具としての側面が強いですが、歴史が進むごとに流線型のムダのない形状へ、空を飛ぶための進化が見られてとても面白かったです。

戦前、戦中と見た後は、戦後から現代に至るまでの航空機の開発の歴史
日本最多の実機の展示とのこと。本来はゆっくり資料を読みながら歩く感じですが、子供達的には触りたい、乗ってみたいといった感じで、広いスペースをあるきまわってくれるので、ゆっくり見る余裕はあまりありませんでした…

小型ジェット機シミュレーター

飛行機の場合、常に進んでいる機体を旋回・上昇・下降で操縦する3次元的な感覚が必要なので、こんがらがる所もありますが、わからないなりに子供たちが一生懸命やってました。

H-IIロケットの先端パーツ(実物)

航空機の奥と二階は宇宙開発のブースで、巨大なロケットの先端部分が展示されていました。
ロケットなんてテレビで見るくらいしか機会がないので、実物を始めてみましたが、先端だけでこんなに大きいんですね。人工衛星積んで宇宙まで行くんだからそりゃそうなんでしょうけど、実物のインパクトは大きかったです。

国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」の実物大模型

その他にも各種ロケットの試作だったり、宇宙開発の歴史といった内容でしたが、正直ゆっくり見ることが出来なかった(子供の体力的に)です。
それでも、空から宇宙に上がるとスケール感が大きく変わり、規模も機械の質も異質で中々興味深かったです。

航空祭のタイミングで行けたので、子供たちのツカミはバッチリで、楽しく見て回ることが出来ました。

>>かかみがはら航空宇宙博物館公式ウェブサイト

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