新しいクリップについての追加紹介

4月からスリム、シャープペンシルはオリジナルクリップということで追加紹介。

直線的なフォルムに曲線面を落とし込み、先鋭でありながら柔らかな表情を見せてくれるクリップです。

機能面

今までの汎用クリップにくらべ全長が2ミリ短く、先端が細いデザインのため、木目がより良く見え、手に持った際も邪魔になりづらくなりました。

今までのクリップと木部接地面裏側の比較（左：旧クリップ・右：新クリップ）

また木部接地面を裏側から見るとよくわかりますが、汎用クリップが折り込んだだけになのに対し、接地面を作っています。
今までの汎用クリップだと筋状の痕が付いてしまいますし、紙や服を引っ掻いてしまう可能性もあったので変更しました。
ちなみにスタンダードやロータリーのNクリップも同じ対策済み。

旧クリップから新クリップへの組換交換について

クリップの組換は修理対応として対応可能ですが、旧クリップと新クリップでは全長が異なるため、組み換えにより木部に付いた旧クリップの痕が若干見えます。
対応方法は基本的に修理と同じとなりますので、下記ページの内容をご確認ください。

【旧型↔新型】木のペンの部品組換について

旧クリップについて

今までのクリップ（旧クリップ）はクリップメーカーの汎用部品のため、当店以外の製品でも同じクリップが使われる場合がありました。
また、2009年まで販売していた初期部品（野原工芸と部品メーカーの共同開発品）を流用した類似品との誤認、混同によるトラブルを避けるため、旧クリップ仕様は全て終売いたします。
＞＞部品について

＊2022年3月の予約注文までの、新型シャープペンシル、ボールペンスリム、旧型シャープペンシル（在庫限り）に関しては、旧クリップ仕様での納品となります。

今後について

スタンダード、ロータリー含む全ての製品は常に改良を重ねており、機能面等を考慮し今後今回の新型クリップに準じた形状に変更をするか検討中です。