4月の銘木市

木の紹介

今月もなにか面白い材がないかと、岐阜の銘木市場へ行ってきました。

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今月はいつもよりちょっと大きい原木が少なく入り口の土間も余裕がありました。
と言うことで、いつものように端から順に材木を見て歩いて行く事に…

屋根がある場所までやってきたら花梨の瘤がありました。昨年の朝ドラの効果か最近こういうのよく見かけます…
なお座卓か衝立に使われていたのかしっかりウレタンの塗装されたものでした。

トチの杢?の大盤
トチというと、白く絹のような光沢の整った縮杢やメラメラと光る杢が代表的ですが、こういった野趣あふれる豪快な杢も良いですね♪

ケンポナシの杢の板

杢のアップ
奥の倉庫の少し暗いところにあったこの板、最初はケヤキかと思いましたが、よく見たらケンポナシと書いてありました。(ケヤキとケンポナシはよく似ており、ケヤキの代用にケンポナシを使うこともあります)
細かい縮杢が部分的にですがでており綺麗でしたが、これだけ細かい杢がケヤキに出たのがあればいいのに…と、ふと思ってしまいました。

そしてその倉庫の中でひときわ長く、誇らしげに並べてあった板がこちら↓

キハダの杢の長板(5m)
この距離からだと分かりにくいですが、しっかりと縮杢が入ったキハダの長い板でした。
これが中々良い杢の板でしばらく眺めていたのですが、ふとどこかで見たような既視感がありまして…
携帯の写真を確認したら先月仕入れたキハダの杢の板の片割れだったみたいです。

詳しくは後日、紹介しますが、気になる方はこのブログ上部のリストの『ギャラリー』内を探して頂くか、私のInstagramを見て頂くと分かるかと思います。

ということで、今月の銘木市場散策でした。

おまけ:
岐阜銘木市場へ行った際に、別の市場へもハシゴしたのですが、面白い木口の原木がありました♪

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