ちょっと変わったひな人形達

日常

先週、伊勢へ旅行に行っていたのですが、時期的にひな祭りのイベントをあちこちでやっていたので、見つけた変わった雛人形を色々ご紹介♪
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陶器製のひな人形


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こちらも陶器製の雛人形
(個人的には上の陶器の方が勢いが合って好き)
ホテルやおかげ横丁のあたりも色々とあって面白かったんですが、二見浦にある国指定重要文化財の賓日館はその重厚な佇まいとは裏腹にとんでもない数のひな人形が飾り付けられていました。
ただ、沢山並んでいるだけでは面白く無いので、ちょっと変わった飾り付けのひな人形をご紹介!
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二見浦のゆるキャラ、ブージィー&エルカのひな壇
(カエルのひな人形で何故かみんな上を向いているので上からのアングルで)
そして館内ではどこからともなく聞こえてきていた『うれしいひなまつり』
館内放送かと思っていたら…
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お雛様合唱団
(昔なつかしのドリフっぽい出で立ちのお雛様たちのところから流れていました)
そして最後は大広間に鎮座していたこちらのひな人形。
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ぱっと見いたって普通のお雛様なんですが…
こちらのひな人形、世界に3対しかない伊勢神宮遷宮御残材使用の『檜織込親王揃』なんだそうです。
檜織りというのがどんなものかというと、お雛様の羽織っている着物をアップにすると、
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織物の着物に木目があります
これ、檜をただスライスしただけのものではなく、ちゃんと生地になっています。
制作方法の詳細が横に書いてあったので読んでみたところ、20年に一度の伊勢神宮遷宮の際に残った木曽ヒノキを薄くスライスし、さらにそれを割いて撚ったもの、割いた順に位置も揃えて、横糸として織り込んだ生地なんです。
そのため、この木目は作り物ではなく、実際の木目なんだそうです。
作り方を読んで想像しただけで気が遠くなりそうな手間がかかっているのですが、非常に上品で落ち着きのあるひな人形でした。
ということで色々な変わり種のひな人形さん達でした。
ちなみに、我家のあたりは旧暦でのひな祭りなので、来月です♪

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