木のペンの部品を黒い部分だけ残して交換

木のボールペン

先日、ペンの部品の交換の依頼があったんですが、チョット変わった指定付きの部品交換だったのでご紹介♪
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部品交換の依頼があったペン
細軸タイプはボールペンからシャープペンシルへ、太軸タイプは金具をシルバーに交換して欲しいとのことだったんですが、木部両端の黒い金具は残して交換して欲しいという指定でした…


使い込んだペンをお持ちの方は知っていると思うのですが、当店のペン、木部だけでなく金具も使い込むと変化します。
と言うことで、こちらの部品交換のペンは金具もツヤテカしていました。
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黒い金具部分に注目
2012年以降の現行品は黒い金具部分の塗装を変更した関係でそれ以前のもの程、塗装剥がれが顕著ではないのですが、それでも使い込むとだいぶテカテカですね!
そんな訳で、金具の変化も楽しみたいお客様のためにこちらのペンを部品交換です♪
*組み立て時に接着剤を一部使用しているため、傷を付けないように分解するのは大変でした(^_^;)
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無事交換完了
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太軸タイプの黒い金具は古いままです
残念ながら、ボールペン⇔シャープペンシルは部品形状が異なるため黒い金具も含めて全て交換しなければなりませんでしたが、太軸タイプの方はなんとか交換できました。
以前の金具より塗装が強く剥げにくいとはいえ、使い込むとそれなりに変化するのを実感しました。
また、木部の変化だけでなく金具の変化も楽しんでいただけていることが非常に嬉しいですね♪
どんどん使い込んで、それこそ地金が見えてくるまでご愛用いただければ、作り手としては最高だなぁと思います(^^)

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