ペントレイを制作2

日常

ペントレイの制作の続き…
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内側を彫ったら次は外側、カドを丸くします。
そして、縁をルータを使って面取り…


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と言うことで、先方の指定通りの形になり、機械加工はこれで終了…
え?もう完成じゃん!?と、思われた方、ここからが一番大変な工程になります。
その工程とは、『磨き』
機械加工のみでは当然木の表面は荒れた状態なので磨く必要があります。
これが平らな板だったら鉋でさっくり行けるんですがこれは凹んでいるうえに縁も丸いため機械は使えず、ほとんどが手作業でスクレーパーと紙ヤスリを駆使して地道に…そう、ひたすら地道に磨く作業となるわけです。
まぁこの磨きが非常に時間のかかる作業で、それまでの加工作業の2倍時間がかかってしまいました…
(全行程の3分の2が磨き)
しかし、頑張ったかいもあり、かなり綺麗に仕上がったのでご紹介♪
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特にこれといって特徴があるわけではないですが、注文いただいた先方の指定通りのペントレイが出来上がりました。
ちなみに、先方は漆を塗って販売するそうですが、上記写真の物は当店用に余分に作ったものをオイル塗装したものです。
さて『余分に作った』と書きましたが、こちらはケヤキ材だけではありませんw
他の仕事が立て込んでいるため、磨きの途中で止まっているのですが、完成次第紹介したいと思います。

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