バイオレッドウッドのペンを追加&木の匂いのお話

2月に購入したバイオレットウッドの材の製材やペンの制作準備が整いましたので、販売を開始いたします。
バイオレッドウッドのペンのページ>>
DSC_3874.jpg
とまぁ宣伝は程々に、今回は木の匂いについて…


今回発売開始したバイオレッドウッド、ローズウッドの仲間と言うだけあって、製材時や、加工時には独特の芳香がありました。
ただ、当店のインドローズとは明らかに違う匂いなんですね…かといって、紫檀(タイランドローズ)とも違いますし…いわゆるローズウッドは少し甘い香りがするのですが、このバイオレッドウッドは少し酸味のあるワイルドな匂いでした。
この芳香、いろいろな木を扱っていて、気がついたのですが、産地によって匂いが似るように感じます。
もちろん近い樹種だから…というのもありますが、今回のバイオレッドウッドは同じブラジル産のチューリップウッドと匂いが良く似ていました。
これと同じように、未だに正体不明の他のオーストラリア材は同じオーストラリア産のシーオークと同じような匂いが加工時にします。例えるなら石鹸とロウを足して2で割ったような匂いです。
国産材もそれぞれに匂いがあるのですが、総じて和風な落ち着く匂いです(日本人だからかもしれませんが)し、同じ材でも匂いの強いものと弱いものがあったりと面白いです。
香りの強い山桜を鉋掛けした時の香りはとても甘く、私の好きな香りです。
ただ、残念ながらこの香りは、殆どの材が加工時にしかでないため、完成品では匂いはわからないんですよね…
まぁ匂い移りしてしまうのも考えものではありますが。
なお、当店が扱っている材で完成後も香りが残る材は強い順に、クス(ほぼ永久)、屋久杉(一年程度)、ヒノキ(一月程度)があります。
木の種類によってや産地によって、木目以外にも色々な違いがあって、匂いもまた面白い樹種の判断材料です♪